“ジャーニー・スルー・チャイナ”~上海~のランチコース。
前期の四川もそうでしたが、ランチのほうが予約が取りづらい。
ディナーと違ってランチは選択メニューは無いので、1回で全種食べることができます。
- 前菜の盛り合わせ
- クラゲと蟹肉の和え物
- 鰹のたたき、マナガツオを揚げて中国醤油で煮た物
- 豚の煮凝り 九条ネギのソース
- エリンギと茄子の煮浸し
- 揚げ銀杏、レンコン
鰹はぎりぎり旬ですが、マナガツオは判断が難しいところ。瀬戸内海などで大漁になるのは初夏から夏の時期ですが脂が乗っているのは冬。ただ、今回は揚げてあるため、脂少な目のほうが美味いようです。
- 上海焼き小籠包と南瓜の蟹肉あんかけ
焼き小籠包は、まずは鉄板に乗って。このままだと熱いんで取り分けてくれます。
蟹肉のあんかけはよく見かけますが、カボチャが入っているのは珍しいか。しっかり甘味があって、面白い感じになります。
焼き小籠包は、これこそ上海名物の代表格。通常の小籠包より皮は厚め。中からあふれ出るくらいではありませんが、じゅわっと口の中に広がる肉汁スープ。
これだけ、延々と喰っていられる。
- 海老と青菜の炒め
よくあるエビと青菜の炒め物ですが、里芋と栗もいっしょに炒めてあります。中華の炒め野菜は「油通し」で下ごしらえすることが多い。油通しは、野菜を160度から180度くらいの油で、5秒とか15秒くらい素揚げするのですが(根菜類はもちっと低温長時間)、これやると食材から余分な水分が抜け、味が凝縮されるのと食材表面が油でコーティングされるため旨味が逃げ出さないし、食感も良くなります。視覚的にも色が鮮やかになるというメリットも。下手に青菜炒めとか作ると、青菜はべしょっとしてしまいますが、こちらはシャキシャキ。海老はぷりぷり。
これに白ご飯と搾菜、スープでもあれば十分に一品ランチになるんじゃなかろうか?
- 豚スペアリブの甘酢ソース
近寄ってくるだけで立ち上る甘酢ソースの香り。
野菜は茄子とタマネギを使用し、パクチー乗せ。
豚スペアリブは軟骨入り。ぼりぼり食べます。
こちらもご飯と搾菜とスープがあれば、十分に一品ランチとして成立。
- 揚州風鮭と野菜の炒飯
揚州炒飯は、卵、中国ハム(火腿)、エビを基本とし、食材いろいろ。調味料には塩、紹興酒、鶏がらスープのシンプルな炒飯。これには、シメジや枝豆も入っており貝類も。米粒がパラパラのふわふわで、一粒でもスープが滲み込んでで味わい深い。猛烈な美味さです。一口ごとに感動するレベル。この炒飯をおかずにしてご飯が食える。
前の豚スペアリブの甘酢ソースを食べ終わる前に出てきたので、ちょっといたずらして甘酢ソースごと乗せてみても、やっぱり美味い。これ、焼き小籠包の蟹肉あんも取っておけば最強だったか?
もう他で炒飯を食べられなくなりそうなレベルで美味い。
- マンゴーの三種デザート
デザートはマンゴー尽くし。
- マンゴーゼリー ライチソースかけ
- マンゴー? ルビーグレープフルーツ乗せ
- マンゴーを入れた蒸しカステラ
真ん中の名称不詳のは、プリンかと思いましたが、ゆるゆる。フルーチェよりゆるい。飲み物みたいな感じ。
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