2021年4月12日月曜日

メニュー総ざらえ “メディテレーニアン・ヴォヤッジ”ランチブッフェ~南フランス~ : オチェーアノ

オチェーアノは前期に引き続き“メディテレーニアン・ヴォヤッジ”で、今回は南フランス。

キャストによる取り分けから、自力で取るようになりました。その際にマスク着用。また写真ような機械がありまして、手袋も着用。この機械、下のほうから手を近づけると風がストックされている手袋のほうに噴き出し、ストックされている他の手袋に触れずに手を入れられる優れモノ。ただし、右手用なので左手に手袋するには自分の手を裏表逆にしなきゃならんという。なお、手袋は都度、使い捨てです。まぁ、テーブルとブッフェ台を連続で往復している間は使いまわしても良いだろうけど。

あと、なぜかトレイが無くなってました。大き目の皿に載せるのは良いんですが、重量があるのと数が乗らないので往復が面倒なことに、また皿もって料理を取るのが、重さでひっくり返しそうでけっこう危うい。特にスープ類とか汁気の多いので、これが顕著。デザートも品数豊富なので取るのがかなり面倒に。

1回で大皿1つしか運べないので、ひょっとして一度に取れる数を減らして、食べられる総量を減らすという深慮遠謀か?

ま、それはされておき。恒例のメニュー総ざらえ。温かい料理コーナーから。

白身魚のスチーム タプナードソース

いつもあるヤツか?

魚に乗ってる黒いペーストが、フランス南東部のプロヴァンス地方を発祥とするタプナードです。黒オリーブ、アンチョビ、オリーブオイル、にんにく、ケッパーのピクルスなどが材料。

サーモン 赤ワインクリームソース
ブロッコリーとレンズ豆

そのままの料理名。

ローストチキン

これまたいつもあるやつ。

ハンバーグ クリーミーマッシュルームソース
ビーフの煮込み
バターライス
イカのセート風煮込み

南フランスの港町セートの郷土料理。イカに詰め物をしてトマトソースで煮込みます。

トレイが無くなって、こういうのが非常に取りづらいのですよ。ここに来るまでに皿は満載だし。トレイがあったら、皿をトレイに載せて、さらに小皿にこれを盛って……とかいうのもできるのに。

野菜のパスタ トマトソース

めずらしく太めの麺。

フライドフィッシュ

衣も魚も、わりと固め。ロンドンの白身魚のフライドフィッシュとはタイプが違うようで。

時間制限がないなら、これを肴にちびちびやってるんですが。

ハッシュドポテト
オニオンとオリーブのフラットブレッド
ローストポーク ハーブ風味

カッティングサービスはローストポーク。ハーブのせいか豚肉の臭みも抑えられており、わりと美味い。

ソースはテリヤキソースとバルサミコソース。バルサミコソースのほうが味が濃いめで好み。色が濃いのがバルサミコソース。


続いて、冷前菜、サラダコーナー。

小分けされているものも多いのですが、トレイが無いのでやはり数を取り難い。

タコとトマトのタブレ
スモークサーモンとハーブ
冷製チキン ラベンダードレッシング
シュリンプとイカのマリネ サフラン風味
レタスと彩り野菜のサラダ

トッピング用にフライドオニオンと粉チーズ(グラナ・パダーノ)もあります。

プチトマトは裏側(窓から遠いほう)に置いてあるのでご注意を。

ドレッシングはシーザードレッシングとレモンドレッシング。

冷製ポークとヒヨコ豆のサラダ
生ハムとピペラード

ピペラードは、スペイン寄りになるバスク地方の伝統的な家庭料理。トマト、ピーマン、ニンニク、タマネギをオリーブ油で炒めてトウガラシを加えて煮たもの。

オニオンとアンチョヴィのキッシュ

ひと口サイズのキッシュ。わりと何個でも行ける。

プロヴァンス風パテ
ツナとポテトのサラダ
クラッカー
ポークリエット
パスタフリット
トルティーヤ

ここら辺りの乾きモノは南フランス料理なのか?

ビーフのサラダ バジル風味
イワシとセロリアークのパスタサラダ
ハムとレーズンのケークサレ
フルーツ

冷製料理の裏のほう(窓から遠いほう)にひっそりとあるパンコーナー。

バターロール
ベジタブルデニッシュ
オレンジデニッシュ
チョコレートデニッシュ
オリーヴのフーガス

フーガスはプロヴァンス地方のパンで、こういう穴の開いた形状が特徴。

古代ローマ帝国時代のパニス・フォキウスという平たいパンが元で、イタリアに行ってフォッカチャに、スペインに行ってホガザになり、プロヴァンスではフーガスになりました。

外側は堅く、しっかりしているのでいろいろ乗せて食べるのもアリ。

バゲット

デザートコーナーお隣。汁物系。

繰り返しになりますが、トレイが無いのでめちゃくちゃ運び難い。

スープもブイヤベースも美味いんだけど、1人だと左右の手に1つずつが限界。

ハッシュドビーフ

ライスもこちら。

ニース風スープ

バジルソースを添えて。

ブイヤベース

もちろん、アイオリソースは欠かせない。


デザートコーナー。

今期の中心は、ここで間違いなし。

この他にラムネも。

メイプルシフォンケーキ
カヌレ

正式名称は正式名はカヌレ・ド・ボルドー。ボルドー女子修道院で作られていた伝統菓子です。ボルドーというとワインでも有名ですが、ワインの澱を取り除くのに卵白を使うので、大量に余っていた卵黄を廃物利用したのが起源だとか。

カヌレ型と呼ばれる溝のついた型で焼くことが特徴です。

外はカリカリ、中はしっとり。

ピスタチオのクリームブリュレ

チャイニーズテーブルの杏仁ブリュレほどはインパクトは無かった。わりと普通に美味い。

ブラン・マンジェとバラ風味のラズベリーゼリー

薔薇の感じが強め。

パリブレスト

1891年にパリからブレストまで往復する1200キロのサイクリングイベント「パリ・ブレスト・パリ」にちなんで考案された菓子です。

リング状のパイ・シューを使った菓子で、ぶっちゃけるとリング状のシュークリーム。オチェーアノのはパイ・シューを上下に切ってクリームを挟んだもの。

ストロベリータルト
シャルロットチェリー
チョコレートムース
はちみつムースとレモンのジャム
オレンジとトマトのゼリー
チーズクリームロールケーキ
ストロベリーショートケーキ

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