新ファンタジーランドの「ファンタジーランド・フォレストシアター」とここで公演予定の「ミッキーのマジカルミュージックワールド」は公開未定で、入り口も封鎖中。裏ではクレーンも動いて工事中?
人が過密ぎみの新ファンタジーランドでも、ここのシアター前だとどん詰まりで何もないのもあって、人は少な目。
フィルハーマジックや東京ディズニーシーのブロードウェイミュージックシアターもそうですが、ここでも過去に公演されたという体で他の演目のポスターが貼ってありました。
書かれている文字は、非常にまじめというか、普通に存在する作品なのですが……
- Who's Afraid of the Big Bad Wolf
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「狼なんか怖くない」
ご存じ「三匹の子ぶた」の挿入歌。
この歌からインスピレーションされ「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」なんて戯曲が作られてたりします。
- Cat on a Hot Tin Roof
「熱いトタン屋根の猫」
テネシー・ウィリアムズの戯曲。エリザベス・テイラーとポール・ニューマンとで映画化もされてます。
「LOVE… BETRAYAL…SUDDY ARCHITECTURE…」「愛と裏切りと怪しい建物」なんて煽り文句もありますし、マリーは劇場デビュー作になるようで。
なお、「熱いトタン屋根の猫」主役女性の名はマギーといいます。旦那は同性愛に走るは、義父は財産あるけど癌で余命いくばくもないは、義兄夫婦は義父財産目当てで戻ってくるは……という内容らしい。
- Pigmalion
「ピグマリオン」……だと厳密には「Pygmalion」か? バーナード・ショーの演劇。「マイ・フェア・レディ」の原作といったほうが判りやすいか。
Pigmalionでもジャン=フィリップ・ラモーのオペラとかありますし、和田慎二の漫画「ピグマリオ」の海外タイトルだったり。ピグレットが花持ってたりしますから、ショーのでしょう。
そうすると花売りのピグレットをオウル先生が訓練して完璧な話し方を身につけさせることになりますが……酷い展開しか思い浮かばない。
- King John
「ジョン王」
ポスターにも書かれてますが、どストレートにウィリアム・シェイクスピアの歴史劇です。
タイトルロールはディズニー映画「ロビン・フッド」のプリンス・ジョン。
ポスターではドヤ顔みせてるプリンス・ジョンですが、正式な題名は「ジョン王の生と死」であり、実在のジョン王も「英国史上最も悪評の高い王」と呼ばれてたりします。無能、暴虐、陰謀好き、裏切り者、恥知らず。……といろいろ言われ、以降、現在まで「ジョン」と名の付く王子はいても、英国王に即位した事例無しという空前絶後の大物です。
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