2020年3月21日土曜日

アンバサダー・ディナー:エンパイア・グリル

3月20日からの春イベントメニュー「“Welcome to New Dreams!”エンパイア・グリル・ディナー」は提供が延期になりましたが、非イベントメニューのアンバサダー・ディナーは予定通りにメニュー切り替え。6月30日までの提供予定です。

んで、これのメインが鶉(ウズラ)ということで、これは喰わねばなるまいて。

エンパイアグリルにおいてあるジンファンデルは3種飲みつくしたので、今回はディアバーグ シラー ハッピー・キャニオン・オブ・サンタ・バーバラ。ドイツに同名の山がありますが、ディアバーグはオーナーの姓だそうで。カリフォルニア産。ちょっと時間が経つと、空気に触れて口当たりも更に良くなります。

縞鯵のチリシーズニングマリネ シトラス風味のクスクスサラダ

最初に出てきたときは、「ハンバーグ? アメリカンソーセージ?」という感じでしたが、クスクスを丸く敷いて、その上にマリネしたシマアジ。このシマアジに振ってあるチリシーズニングが面白くて。なぜかマリネのシマアジが焼き魚の風味になってます。まぁ、確かに化学的に言うと魚を焼いた時とマリネした時のタンパク質の変成は同じだそうなんですが。

パン

前回までと変わらず。クルミとレーズンのミニバゲットとチーズポンデケージョ。オリーブオイルで。

新玉葱とグリーンピースのスープ クミンのアクセント

メイクイーンを使ったポタージュ風。上にはベーコンとジャガイモの角切りを炒めたものが。

新タマネギの甘味もちゃんとあるんですが、味わいがベーコンとイモに負けてしまっている。全体の味は悪くなく、料理名を出さずに食べたら絶賛する味ではあるんですが。タマネギを活かすんだったら、タマネギのみ、水も加えず作ったオニオンスープとかのほうが良かったかなぁ。焦がさずタマネギを炒めるのに2時間とかいうシロモノですが。

こちらのスープ、“Welcome to New Dreams!”エンパイア・グリル・ランチ「美女と野獣“魔法のものがたり”」の三択スープの1つでもあります。

ハナダイのポワレ トマトとキウイのサルサ ハーブのサラダを添えて

魚料理。温かいサルサソースにはキウイも入ってて黒い種も見えます。温めたキウイとか初めてたべたような。かなり酸味が強いのですが、ハナダイの味が負けていない。旬は初夏ですからゴールデンウィーク過ぎにはさらに美味くなるかも。

このサルサソースの強い酸味に負けずに、ハナダイの代わりになりそうな魚って何かあるかいな……と考えると、スズキやイシダイといったランクが上がりそうな魚ばかり。白身で脂も乗ってるとなるとキャットフィッシュのフライとか。で、気づく。それ、油淋魚(ユーリンユイ)でね?

トルティーヤチップスを纏ったウズラのグリル 花山椒香るスパイシーソース

ソースはエシャロットソースをベースにちょい煮詰めて花山椒を加えた感じ。付け合わせの野菜はゴボウ、マコモダケ、タマネギ、キノコ、インカのめざめ(ジャガイモ)。ウズラは骨付きで、下にはトウモロコシ粉をお粥状にしたポレンタ。

ウズラの身には噛み応えのある歯ごたえ。塩気はありますが、トルティーヤチップスを砕いたものが食感に変化を与えるとともに塩分補強してある感じ。ステーキに岩塩振るみたな感じですかね。その塩味プラス食感。一方で野菜のほうは塩気をなくしてあり、マコモダケのトウモロコシっぽい甘味、インカのめざめの強めの甘味と、甘いのしょっぱいのとで、止まらん組み合わせになります。

トルティーヤ、ポレンタの原材料はトウモロコシで、マコモダケもヤングコーンみたいな味と全体的にメキシコ、中米料理に寄せてきてるかな?

ウズラはアラカルトには用意されていないので、追いウズラができないのが惜しまれる。

ストロベリーシブースト ヨーグルトアイスミルクとともに

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