2020年2月10日月曜日

“ベリー・ベリー・ミニー!”スタイリッシュカンナ

ようやく予約が取れたカンナのディナー。“ベリー・ベリー・ミニー!”スタイリッシュカンナ

ストロベリーと帆立貝のヴェリーヌ

アミューズブーシュ、小前菜。

前菜からして、イチゴです。上のクリームだけでなく、その下のほうもイチゴを小さく角切りにしたモノが。しかも、そこにホタテにキュウリも入ってるという。

キュウリとイチゴを一緒に食べたのも初めてなら、イチゴとホタテを一緒というのも初めてだわ。

なお、ヴェリーヌはガラス製のこの器の名称で、このように層が見える料理にしたものの名前でもあります。

ガラス器の下のシートは、例によって食える。

甘海老とアオリイカのタルタル ベリーとトマトのゼリーシート

冷前菜。

真ん中のポルカドットのシートは、やっぱり食べられます。

こちらもベリー使用で、甘味と酸味あり。

パン

丸いほうはパン・ペイザン。四角いほうは、今回はストロベリーを練りこんであるそうで、香りも立ち上れば甘味もすごい。ジャムパンのジャムが無いのに味と香りがするみたいな感じ。付け合わせは、例によってフムス。ヒヨコマメ、ニンニク、オリーブオイル、レモン汁などを混ぜてすり潰して、塩で味付け。甘いのと塩っぱいので止まらんのですが。

リ・ド・ヴォーのソテー 燻製菊芋のピュレ マデラソース

温前菜。

リ・ド・ヴォーはエンパイアグリルでも出ましたが、あちらは脂を落とした感じなのに対し、こちらはねっとり内蔵肉って感じで、より好み。

ホウボウのポワレ 甲殻類のソースとチレ・ムラートのアクセント

甲殻類のソースはいわゆるソース・アメリケーヌ。チレ・ムラートは乾燥唐辛子で、チポトレなどと違って辛さはマイルド……というか、判らんかったぞ。

アメリケーヌソースは海老の風味が強いのですが、ホウボウのほうも旬だけあって負けていない。口に入れると、まずアメリケーヌソースの海老の味、続いてホウボウの白身の味が口腔に広がってくるという。皮も美味い。

ビーフテンダーロインのグリル インカの目覚めのクロケット ストロベリーと赤ワインのソース

テンダーロインのグリルは普通っちゃ普通ですが、こちらのソースもストロベリーが使われているとあってか、不意に甘味が口に広がるという、なかなかけったいな体験。ちゃんと味がまとまってるのが凄い。

クロケットに刺さってる黒いのはイカ墨パスタで、「ミニーの尻尾」だそうな。

赤い果実のフォンダンショコラ ルバーブとストロベリーのソルベ

フォンダンショコラは通常は温かいチョコソースが入ってますが、温かいベリーソース入り。

ソルベの冷たいのと、2つで美味い。

最後は別料金でモルゲンタウを追加して〆。

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